顕微鏡、いい感じ

オリンパス製宝石鑑定顕微鏡。

オーバーホールが終わり、帰ってきました!

心なしか輝いて見える(^^)
レンズもピカピカ。
可動部分もするするです!

これからも大事にしようと思います。

ひとまず、ピンセットを改造しよう。

3月

Rutile Needles in Quartz

3月です!

徐々に暖かくなって、過ごしやすくなりますね。

いつも宝石ルースを買わせていただく業者さんがタイにいらっしゃるのですが、あちらは今22度くらいだとおっしゃっていました。
過ごしやすい!
それくらいなると、上着もいらないし、身軽になるし、おでかけしたくなります。

今月は、久留米市石橋文化センター(11日)と、アート&てづくりバザール(18,19日)に出店いたします!
お近くの皆様、遊びにいらしてください(^^)

ルースたくさん入荷しました

宝石を鑑別するのにいくつか機械めいたものがあるのですが、何が嫌かって埃やゴミが入り込むのが嫌です。

光学顕微鏡、紫外線照射器、偏光器、ファイバー光、屈折計…

特に顕微鏡と紫外線照射器はゴミが入り込むと取るのめんどくさいし、のくせに内部に簡単に入り込めそうな空洞と穴が多いし、兎にも角にも使っていない保管時に上から被せるカバーが欲しかったのです。

というわけで作ってもらいました(^^)

これで小さな段ボール加工して被せとかなくて良いな!
見た目もダンボールよか10倍いいしな!

先月IJTで仕入れた宝石に加え、今年はやっとTucsonからのルースも入荷しました!!

あれ?Tucson行ってなくない?と。
行きたかったのですが、今年も見送りました…資金難、日程難などあり。

しかし、実は、大先輩である自分が最も信頼する方に代理仕入れをお願いしていました。
今まで一緒に国内仕入れ、ツーソン仕入れを回り、制作のお仕事も一緒にさせていただくこともある、私が足元にも到底及ばない尊敬する先輩、すごいgemologistです。
厚かましくも仕入れ希望リストと業者情報をお渡しして、尚且つ現地からも随時ご連絡していただいて…。
来年自分が行く時は、必ず恩返しをしようと思います。

そんなこんなで、現在結構豊富に面白いルースが手元にあります。
手前の簡易鑑別と値付けが出来次第、販売開始しようと思います。
ご興味ございましたら、自分を急かしてください!(-o-;)

ルース陳列棚

何よりも欲しかったもの。
ルース陳列棚。

常に並べておける!
好きな時に物色できる!
在庫が一目でよくわかる!!

百貨店さんでのイベントの時などには、什器に綺麗に並べてご覧いただきやすいように陳列していますが、イベントが終わって作業場に持って帰った後はずっと専用ケースにしまったままです。
オンラインショップやお問合せなどで売れた際、在庫確認の際だけケースが開かれ、それ以外はずっと作業場の隅に置かれていました。

もちろん出来上がった製品たちもそうなのですが、製品はなんとなく在庫状況覚えていますが、ルースはすぐ忘れちゃう。
しかも、新作を作る際、自分でも使えそうな石をそこから探すことも多いので、一目でわかる、常に飾っておける場所、棚を切望しておりました。

この陳列棚は旧作業場にも作って設置していたのですが、他のこざこざしたものに占拠され、結局ルースたちは床のケースに。

来てくださった方が見やすいためと言いながら、8割がた自分のためです。
誠に申しあけなく候m(_ _)m

ところで、旧作業場って言いづらいなぁ。
改装後の作業場のことを今アトリエと呼んでいますが、今までの場所も一応作業部屋として生きてますので、これからはそっちはアネックスと呼ぶことにします。
もうずいぶん前に、自分の屋号を横文字でかっこよくとまだ考えていた頃に、なんちゃらAnnexっていう候補があったのだ。
なんか美術館みたいでかっこいいなぁと思っていたのだ。
あれはもしかして厨二…

宝石入れるシリーズ

万華鏡のシリーズにも、形違いを加えました。

ふと突然、丸めてみようと思って、叩いて、合わせてみたら、石もちゃんと入ったので、よしこれも今後作っていこう、と唐突に加えました。

こんな感じで増えていきます。
発想下調べ構想デザイン出し推敲プレゼン試作…すっ飛ばし。
ワンマンならではです!

球の真ん中を無くしたような合わせ曲面。
今用意している色石たちもちゃんと入るし、なかなか可愛いと思うのですが、真円じゃないのがたまにキ…いや、味です!( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

12月だな

Liquid Inclusions in Tanzanite

12月!
2022年12月。
あと今年も1ヶ月!

来年に向けてカレンダーなどいかがですか?(°▽°)
宝石内部の神秘的な写真12枚で構成した当店オリジナルの卓上カレンダーです!
マニアックさん向けですが、結局は誰しもマニアック要素を少なからずお持ちなので、つまりはまぁ万人向けということです。

…と、ちゃんとCMしとこうと思ってます。
いつもガチでCMとかアピールするのとかがちょっと恥ずかしくて出過ぎた真似しているみたいでおちゃらけてしまうのですが、私も作り手であるのと同時に商売人でもないといけないので、ちゃんと未来や将来のことを考えて消費者の目線に立つことを覚え、商売できるようになりたいです!

って、なんか来年の抱負みたいになりましたけど…。

2023 Gemstone Original Calendar / 2023年 ジェムストーン オリジナルカレンダー
https://akj.thebase.in/items/68816996

10月ですね

Fluid inclusions in Bi-colored Tourmaline

10月ですね。

今月はご注文の品の製作とOnline Shopの商品掲載、新商品の製作、あとアトリエ改装の続きを頑張ります!

11月は東京、12月は大阪でのイベント出店を予定しております。
詳細はまたお知らせいたします!

モルガナイト

Morganite SV925 ring

モルガナイト、ピンク色のベリルの宝石名です。

ベリルの宝石名は結構多いです。
淡青色はアクアマリン、緑色はエメラルド、無色はゴシェナイト、黄色はヘリオドール。

変色名とも言いますが、それに当てはまらないものは、単に色の名前でレッド・ベリルとか言ったりします。

ピンク色、モルガナイト、雫型のペアシェイプ…というよりマロンに近いくらいのぷっくりなカット。
それを指輪で。

かわいいが大渋滞(^^)

カラフルバングル

宝石の最大の魅力の一つはそのカラフルさだと思うので、それを最大限活かそうと思ったら、もうたくさんつけるしかないでしょ!
という安直な考えから始まったバングルです。

バングルじゃなくてもいいのですがね。
でも、一つのチェーンにトップをたくさんつけても、重なって見えなくなってしまうので。
チェーンのブレスレットでも同じことが言えるので、ここは形がある程度決まったバングルかな!と。

ひとつでもふたつでも、10個でも20個でも。
20個は…アレかもしれませんが。

バングル本体と石チャームは別売りです。
石種によってお値段違います。
あと大きさにもよります。

石チャームはひとつひとつ枠を巻いて作っています。
なのでなかなか在庫増えませんが…
目に止まった順にランダムに作ってます(^^)

キャッツ・アイとスター

石には、ライトを当てると特別な光り方をするものがあります。
当てなくても、陽の光だけで確認できるスペックの高いものもありますが、ライトを当てるとより顕著になるので是非当てていただきたい。

キャッツ・アイ効果とスター効果、これ二つが有名ですよね!

正確には、前者をシャトヤンシー、後者をアステリズムと言います。

この石だけにしか見られない!という特別なものではないのですが、比較的見られやすい、あるいは稀に見られる、あんまり見られないなどの程度はあります。

両者とも、ある鉱物学的、科学的な条件が整えば見られるからです。
というか、石に限らず、実は誰しもが持っているもので実現するものなのです。

仕組みは簡単。

髪の毛。
よく天使の輪、なんて言ったりすると思います。
あれは特にブラッシングしたストレートの髪の方が頭部の上の方で、髪の繊維方向に直角に、光の筋がぐるっと1周する、それを天使の輪とか言いますよね。

あれです。

髪の毛にも研磨された石にも光沢、艶があります。
一部の宝石種には、内部に髪の毛のような長くて細いたくさんの繊維状、針状、極細の管状の内包物を含んでおり、それらに一様に光が当たると、その方向に90°の角度で光沢が出ます。

それがキャッツ・アイ、猫の目のように細い光の筋に見える。

ではスターはどうか。

同じことです。

キャッツ・アイは一方方向に並んだ繊維でしたが、スターの場合は、*のように3方向に交差しながら、しかしやはりたくさんの長い針状インクルージョンが並んでいるところに光が当たると、*のそれぞれの方向の90°の角度で光沢する。
それが、スターです。

じゃあそのインクルージョンの正体は何かというと、結晶だったり液体だったり気体を含んだ管だったりと様々です。

鉱物学という、科学です。