グリーン・トルマリン

Green Tourmaline & Diamond Pt900 pendant top

普段てるてる坊主やだるまやぷち福神やらをシルバーで作っていますが、こういうきっちりしたものもちゃんと作っています!

大先輩の某宝飾店さんからの加工依頼です。

依頼いただく前に石の写真をいただいた時に、石の光り方が奇跡的に絶妙で
まさかツァボライト!?
と思ってしまいましたが、グリーン・トルマリンでした。
ですが、トルマリンだとしてもこの尖り方はかなり神経使います!!

無事しっかり作り上げることが出来、お客様にも喜んでいただけたので一安心です。

ここ数年、金は特にですが貴金属のg単価が上がりすぎて、在庫を作っておくための材料費が捻出しづらくなっておりますが、なんとか当店オリジナルのゴールド、プラチナジュエリーも充実させたいです(^^)

ブルー・トルマリン

Blue Tourmaline 0.88cts
Pt900 ring

セレクトストーンからのオーダーメイドでした!

これはインディゴライトって言ってもいいかな?と思っても、ソーティングで出るかどうかはラボに出してみないとわからない。
しかし結局のところ、好きな色か、気にいるかが大事なことなので、これも特別ラボに出してはいませんでした。

十分綺麗だからいいのさ。
気に入ってもらえたし(^^)

トルマリン・キャッツ

Tourmaline cat’s eye

キャッツアイ効果が見られるトルマリンの、チューブ状インクルージョン。

これだけたくさん重なっていると、ペンライトを使わなくても綺麗に光筋が確認できます。
流星みたいです!

Tourmaline Cat’s <2.10ct> / トルマリン・キャッツ・アイ (2.10ct)
https://akj.thebase.in/items/67898318

2023年版オリジナルGemstoneカレンダーも制作しようと思っています。
懲りずに。

ご興味いただけましたらお問い合わせください!

10月ですね

Fluid inclusions in Bi-colored Tourmaline

10月ですね。

今月はご注文の品の製作とOnline Shopの商品掲載、新商品の製作、あとアトリエ改装の続きを頑張ります!

11月は東京、12月は大阪でのイベント出店を予定しております。
詳細はまたお知らせいたします!

スイカリング

Water Melon Tourmaline and Diopside Cat’s Eye
SV925 ring

スイカとスイカの皮とスイカの蔓。
食べられません。

夏を思わせるリングです!
少し時期がアレですが。
でも世界のどこかの国では1年中スイカが食べられるところもあるとか。

ならいいかと。

いただくご注文にはそれぞれに背景があります。
その方の好みや欲しいタイミング、ご注文いただいている間にお話ししたこと以外にも、私が知り得ないご依頼主の物語があります。
きっと今まで作ってきたものにもたくさんあるんだろうなと思うと、いい加減な気持ちでは作れないと改めて思うのです。

これからも頑張ります(^^)

キャッツ・アイとスター

石には、ライトを当てると特別な光り方をするものがあります。
当てなくても、陽の光だけで確認できるスペックの高いものもありますが、ライトを当てるとより顕著になるので是非当てていただきたい。

キャッツ・アイ効果とスター効果、これ二つが有名ですよね!

正確には、前者をシャトヤンシー、後者をアステリズムと言います。

この石だけにしか見られない!という特別なものではないのですが、比較的見られやすい、あるいは稀に見られる、あんまり見られないなどの程度はあります。

両者とも、ある鉱物学的、科学的な条件が整えば見られるからです。
というか、石に限らず、実は誰しもが持っているもので実現するものなのです。

仕組みは簡単。

髪の毛。
よく天使の輪、なんて言ったりすると思います。
あれは特にブラッシングしたストレートの髪の方が頭部の上の方で、髪の繊維方向に直角に、光の筋がぐるっと1周する、それを天使の輪とか言いますよね。

あれです。

髪の毛にも研磨された石にも光沢、艶があります。
一部の宝石種には、内部に髪の毛のような長くて細いたくさんの繊維状、針状、極細の管状の内包物を含んでおり、それらに一様に光が当たると、その方向に90°の角度で光沢が出ます。

それがキャッツ・アイ、猫の目のように細い光の筋に見える。

ではスターはどうか。

同じことです。

キャッツ・アイは一方方向に並んだ繊維でしたが、スターの場合は、*のように3方向に交差しながら、しかしやはりたくさんの長い針状インクルージョンが並んでいるところに光が当たると、*のそれぞれの方向の90°の角度で光沢する。
それが、スターです。

じゃあそのインクルージョンの正体は何かというと、結晶だったり液体だったり気体を含んだ管だったりと様々です。

鉱物学という、科学です。

トルマリン

Bi-Colored Tourmaline K18 ring

幾何学模様が好みで、なんとなく直線系のデザインを考える傾向にあります。
好きなんでしょうね!

小さめのトルマリンですが、色のグラデーションがはっきりしていてかわいいです。

地金の値段が落ち着いたらこのシリーズで少し作ってみようかな。