トルマリン・キャッツ

Tourmaline cat’s eye

キャッツアイ効果が見られるトルマリンの、チューブ状インクルージョン。

これだけたくさん重なっていると、ペンライトを使わなくても綺麗に光筋が確認できます。
流星みたいです!

Tourmaline Cat’s <2.10ct> / トルマリン・キャッツ・アイ (2.10ct)
https://akj.thebase.in/items/67898318

2023年版オリジナルGemstoneカレンダーも制作しようと思っています。
懲りずに。

ご興味いただけましたらお問い合わせください!

ラブラドライト

Labradorite SV925 pendant

ラブラドライトも色々な輝き方がありますが、自分はこの黒灰色地に青色がとても綺麗で好きです。

この青色の光学効果は「イリデッセンス」と言います。
特にラブラドライトに特徴的なので、「ラブラドレっセンス」とも言います。
青色だけでなく、さまざまな色、つまり虹色の光が見られることもあります。
そっちの方が多いかな。

この光学効果はラブラドライトの構造に起因します。

簡単にいうと、ラブラドライトはたくさんの層が重なって出来ていて、光が入射すると各層でそれぞれの色の光が反射し、目に戻ってきます。
それが虹色に見えるという理論です。

ラブラドライトは鉱物名をフェルスパーまたはフェルドスパーと言いますが、長石グループと言って仲間がたくさんいます。
ムーンストーン、サンストーン、アンデシン、アマゾナイト、などなど。
長石の中でもグループに分かれるので、宝石学を学ぶ方々はまずこの長石でかなり悩まされること必至です。

とにもかくにも、ラブラドライトのペンダント。
めちゃくちゃかっこいいと自画自賛してます。

8月、ペリドット

Black Chromite in Peridot

8月の誕生石、ペリドットです。

ペリドットはオリジナルで黄緑色以外の変種がない、そういう点では結構珍しい石です。
ほとんどの場合、色違いの変種や兄弟石があるのに、ペリドット、鉱物名をオリビンといいますが、これしかありません。

酸や化学成分に弱い性質なので、化粧品やその他薬剤などに触れるのは厳禁です。

写真のようなクロマイト・インクルージョンや小さな結晶インクルージョンを含み、その周りに応力クラックを形成します。
円盤状に広がる応力クラックは蓮の葉のように広がることからリリー・パッドとも呼ばれます。

8月は昨年スピネルも誕生石に仲間入りしたので、8月生まれの方はいろいろな色が楽しめるようになりましたね!

私はペリドット、好きですけどね(^^)

販売ルース追加中

宝石ルース、頑張って追加中です!

展示用ケースも一新してより多くディスプレイできるようになったおかげで年々増えているルースですが…その追加スピードはとても遅いです。

ルースはひとつひとつ手前で簡易鑑別を行ってから販売しております。
そのため、随分前に仕入れていたルースをやっとこさ引っ張り出して展示しているということも少なくありません…
なにせ並ぶまでの過程が多すぎて。

しかし、せっかく見ていただけるならたくさんの中から選んでいただきたいので、今回も頑張って追加していきます!

ご興味ございましたら、8月3日からの博多阪急「HAKATA Creative Week 2022 by ユトリエ」または8月10日からの西宮阪急「手しごと作家展」にいらしてください!

正体不明

クォーツはいろんな鉱物インクルージョンが見られるので、めちゃくちゃ面白いです。

2.3年前にツーソンで手に入れたコレも、中身の正体はわかりませんが何かしらの鉱物です。

成分分析できたら一発かもしれませんが、褐色の小さな板状?が重なって龍の塒のように伸びていて…何やらわかりませんが、見ていてとても面白いです。

顕微鏡で見て写真を撮りたいんですが、どうしてもピントが合わず。
もう一台の方ならもしかしたらより鮮明に見えるかも。
オーバーホール出さなくては( ´•ω•` )

もうそろそろ8月です。
昨年末作ったGemstone カレンダー2022ですが、もう少しだけ余ったので現在無料配布してます(^^)

もしご興味ございましたら、お問い合わせください(^^)

モルガナイト

Morganite SV925 ring

モルガナイト、ピンク色のベリルの宝石名です。

ベリルの宝石名は結構多いです。
淡青色はアクアマリン、緑色はエメラルド、無色はゴシェナイト、黄色はヘリオドール。

変色名とも言いますが、それに当てはまらないものは、単に色の名前でレッド・ベリルとか言ったりします。

ピンク色、モルガナイト、雫型のペアシェイプ…というよりマロンに近いくらいのぷっくりなカット。
それを指輪で。

かわいいが大渋滞(^^)

7月、ルビー

Blind Twinning in Ruby

7月になってしまいました!
誕生石、ルビーです。

ルビーを含むコランダムにはしばしば見られるのが、ブラインド状の双晶です。

双晶とは。
簡単にいうと、ある結晶形があるところを境に鏡に映したように逆向きに成長している様をいいます。

そしてブラインド双晶とは。
それが繰り返され、まるでブラインドの縞目のように見える結晶構造のことです。

大型バイクの免許を取るときに検定試験内容に波状路というのがあるんですが、あれに似てます。

双晶はコランダム以外だとクォーツなどにもよく見られます。
ある一定の規則に従って育つ鉱物ですが、こういうイレギュラーな折れ目が見た目の複雑さを醸し出させます。
といっても、そのイレギュラーも実は鉱物学上はちゃんと理由のあることなんですが。

考えれば考えるほど面白い。

モス・アゲート

宝石・鉱物の内部のインクルージョン。

顕微鏡やルーペで観ていると、それはそれは見事で。
科学の理の塊のような。
まさに小宇宙ような気がしてきます。

モス・アゲートです。

基本的に、クォーツ、特に無色透明のクォーツをロック・クリスタル(水晶)と言ったりしますが、特にクォーツの内部で観られる内包物はバリエーション豊かです。

このモス・アゲートもその一つです。

アゲートというと瑪瑙ですが、ロック・クリスタルがクォーツ単結晶に分類されるなら、瑪瑙はクォーツ多結晶です。
成分的には同じクォーツですが、結晶構造が少し異なるため鉱物学的反応も少し変わってきます。
なので、これも実はモス・アゲートというより、緑色鉱物を含んだロック・クリスタルというべきですが、モス・アゲートは一般にモス(苔)のように見える緑色の鉱物を含んだものを大雑把にそういうので、これもモス・アゲートにしています。

もっと広い意味で言うと、ガーデン・クォーツとも言えます。
これもあんまりしっかりとした決まりがなくて、クォーツ内部で正体のわからない(あるいはわかっていても)何かしらの鉱物を含むクォーツで、特になんとなく庭のような、植物のような雰囲気のものを言います。

わかりづらいですね…

宝石名は人によってどこに位置づけるか、なんて呼ぶかが変わる可能性のがあるので、曖昧です。

ただし、ルビーやパパラチアのように、同じサファイア(コランダム)であっても鑑別書やソーティングなどで、色により厳密に明確にされる宝石名もあるので注意が必要です。

とまぁ何が言いたいかと言うと…
インクルージョンで見てて飽きないよねってことです!

修理して使おう

彫金や宝石鑑別に限らず、専門的な工具や道具というのは、数十年前に生産販売されていて良品なのに現在では生産終了&在庫なしということが結構あります。

グレードアップして製造販売されているものもありますが、その場合めちゃくちゃ高額で自分などの弱小事業者には手が届きません。

しかし、欲しい。
あったらすごく助かるし、役立つし、活用するし!

そんな時は中古品・ジャンク品を探したりします。
もちろんなかなか良い出物はないのですが、辛抱強く待っていると、これなら買えそう!とか、ジャンクで要修理でもこれなら修理できそう!という品物に巡り会えたりもします。

今回ゲットしたのはハロゲンのファイバー光。
宝石鑑別に使います。
ペンライトでは光量不足でなかなか正確に観察できないものでも、ファイバー光の強光量の前では赤子にも等しい…というくらい楽々観察できちゃいます。

今回はファンのベアリング交換だけで行けました。
ベアリングも安めのやつを購入したので、500円くらいで修理できました。

ジャンク修理して普通に使えるようになると、新品購入した時とはまた別の幸せ気分になります…(^^)