12月ですね

Apatite or Calcite Inclusions in Hessonite Garnet

12月です。

12月に入った途端、車も行き交う人も多いような気がするのは気のせいでしょうか。
同じ時間、同じルートで走ったはずなのに、大阪に到着するのが2時間も遅くなりました!
間に合ったからいいけれども。

明日からてづバに出店いたします!

そしてこの投稿の画像が2023カレンダーの最後のページでしたが、2024年版も無事刷り上がってきておりますので、早速てづバにて展示販売いたします!
ご興味いただけましたら嬉しいです。

2024 Original Gemstone Calendar

オンラインショップ掲載や詳細はまた後日に。

おとなイヤカフ

Garnet SV925 ear-cuff

イヤーカフが大好きなお客様からのオーダー品です!

今までいくつか作らせていただきましたが、石付きは初めてかな…。
とてもいい感じに仕上がりました!

やはりこのシンプルな周りを巻くだけ枠はいいですね。
裏のキューレットが剥き出しになるので少し注意は必要ですが、その分光が入るので石自体がとても明るく見えるし、何よりスッキリ。

今まで汎用ペンダントトップとして作ってきたシンプル枠シリーズですが、丸カン部分を変えてイヤーカフにできるものも定番化していこうと思います!

したいことが増えるなぁ。
時間が足りません。

ペンダント、ネックレス

Rhodolite Garnet SV925 pendant

ペンダントトップのみのご注文は多いです。
というより、そういう風にお勧めするのですが。

シルバーでもゴールドでも、チェーンって結構いいお値段してしまいます。
K18に至っては1万円以下のネックレスチェーンは少ないです。
そこそこの太さ長さのものだと数万円してしまいます。

それをペンダントごとに何本も持っているのってちょっと勿体無いのです。

もちろん、合わせるトップやお洋服によって、チェーンの太さやデザイン、長さなど、それぞれ合うものがありますが、ベーシックなものは一本よく使う太さ長さのものがあると、それを使いまわすのが経済的だと思うのです。

一番スタンダードは、アズキチェーンの40〜45cmでしょうか。
人によってベネチアンチェーンがお好きな方もいます。
ベネチアンチェーンはアズキチェーンより、大人っぽい優雅なイメージです。

シルバーも1本数千〜数万円するものも多いです。

お持ちのチェーンが何かによっては、トップが新たにつけられない、または既に取り付けられているトップが外せないなどあります。

自分が作るのは、想定されるチェーンがほとんど通るようにバチカンを作っています。
画像のペンダントもそうです。
こちらはお持ちのブラック・スピネルのビーズネックレスに通されるらしい。
かっこいい(^^)

お持ちのペンダントはいかがですか?
もし便利に作り直したいと思われたら、どうぞお気軽にご相談ください(^^)

デマントイド・ガーネット

Webサイトを作り直していく間、もう…これでもかー!というくらいパンパンになっていた写真などのバックアップデータの整理も並行してやっています。
そしたら、埋もれていた過去の商品や展示会風景、宝石などの写真のオリジナルデータが掘り起こされて…嬉しいやら恥ずかしいやら。

しかしインクルージョンの写真が出てきたことはとても嬉しいです!
なぜなら、保存の仕方が悪くて、今あるデータがオリジナルより低画質になってしまっていたからです…。
こういうのがあるからバックアップって大事ですよね…。

だがしかし。
今のデータ容量はとても大きすぎる。
10年前にデータ、そこそこいい一眼レフで撮っても2MBとか1.8MBとかくらいだったものが、今や6MBとか7MBとか。
先日1TBのSSD買って、これでしばらく大丈夫〜♪と思っていたら、早1/3くらい埋まったんですけど…。

自分レベルでこれですから、もっとデータ扱うお仕事の方はどうされているんですか?
10TBとか装備してるんですか?
それともスーパーコンピューター??

そんなこんなで、デマントイド・ガーネットのホース・テール・インクルージョンです(^^)
名前の如く、馬の尻尾状のインクルージョンですが、写真のそれは少しイレギュラー編です。
もともと、細く湾曲した線が一点から放射線状に無数に広がるものなのですが、今回のはその1本1本がバラけています。

こういう場合もあります(^^)

来年もインクルージョンカレンダーが出せるようにたくさん撮っていこうと思います!
(需要があれば…)

1月の誕生石 ガーネット

宝石カレンダーの1月は、アンマンディン・ガーネットです。

アルマンディンやロードライトなどの種類のガーネットは、針状のインクルージョンがよく見られることで有名です。

大抵が細くて短いものが多いですが、3方向に3次元立体交差をしているので、それらがたくさん重なりカットスタイルなどの条件が揃うと、スター効果(アステリズム)が見られることがあります。
つまり、スター・ガーネットです(^^)

ガーネット族は他にスペサルティンやパイロープやグロッシュラーやアンドラダイトや…全部説明しようとするとなかなか終わりが見えないくらいの変種の集まりですが、それぞれ特徴のあるインクルージョンが存在したりなど、インクルージョンが鑑別の手がかりにもなります。

この針状もよく見られるインクルージョンですが、天然ですので全く同じ入り方はふたつとありません。
インクルージョン目当てで石を探してみるのも、なかなかのマニアック感があって楽しいかもですよ!

もし欲しがっていただける方はこちらへ↓
2022 Gemstone Original Calendar