とある彫金屋の日常-25-

習慣化された行動は無意識下で出るということです。

すり板を工具でコンコンしてしまうのも習慣なので、高価な先端ポイントがつきっぱなしのハンドピースでそれをしてしまいそうになった時はちょっと冷や汗ものでした。

リューターのフットを踏んでしまうのも、もしハンドピースを直接机に置きっぱなしにした状態でフットを踏んだなら、机の上でごろごろと暴れて先端ポイントの種類によっては折れたり飛んだりするかもしれない。

なのでこれも十分気をつけないといけないことです。

とある彫金屋の日常-24-

危険なこと、大怪我すること、ダメ、絶対(>_<)

安全第一なのは工事現場や大きな工場などに限ったことではありません。
こんな小さな工房でも、簡単に爆発や事故が起こるのです。

危険な可能性を知らないままそれに触れるのは自殺行為です。
失敗ありきで講習をしていますが、事故の失敗は絶対させません。

取り返しがつかないので!

とある彫金屋の日常-22-

生物と生物でないものを相手にしているという点が、かなり大きな違いだと思います。

あの鋭いスパチュラとか高回転で回るリューターの先端とかを、人間の口の中に入れるんだもの。
手が滑ったらとか、対象の人間が突然動いたらとか、いきなりくしゃみやしゃっくりが襲ってきたらとか、色々考え出したらキリがないくらい緊張しそうだなと、自分に置き換えた時にそう考えてしまいます。

お医者さんは全科そうだとは思いますが。

しかし本当、工具見るのは楽しいです。

最近驚いたのは、ペンみたいなカメラで歯の裏側撮って、そのまま目の前のディスプレイでその画像を見せてもらったこと。

え…何それ、すごい欲しい…と。

とある彫金屋の日常-展示会編-7-

毎年恒例のイベントもあれば、単発的なイベントもあります。

そんな中、この8月の夏の時期、博多阪急催事場で、というイベントは、嬉しくも数年連続で出させていただいております!

年に一度、このイベントでしかほとんど会わない出店者さんやお客様に、「今年も会えるかなぁ?」と思いながら出店しております(^^)

6日間や7日間、ずっと店頭に立つので疲れちゃって、前日の緊張して眠れないなんか嘘のように毎日眠いです(-o-;)
しかしお客様とおしゃべりしてると疲れも吹っ飛びます(^^)

とある彫金屋の日常-21-

県外への出店。

慌ただしいし、緊張するし、不安ですし、心配ですし、いろいろとばたばたとしてしまうことではあるのですが、一つ共通して言えるのは…

意外と体は楽

ということです。

商品や什器を現地に送り、前日に現地で搬入し、飾り付けてホテルにチェックイン。
それさえ終わればあとはやれることは限られているので、これまで準備で毎日バタバタしてきた疲れを癒す様にホテルでのびのびしたりしてます。

どこに遊びに行くとか飲み歩くとかいう習性もなく、おうち大好き自分の部屋(ホテル)大好き人間なので、夕飯買ってさっさと帰ってだらだらリラックス。
デザートなんて買った日にはもうホテルへの道中ウキウキしてます(^^)

とある彫金屋の日常-20-

これがあるとはかどるだろうなぁ、あれがあると作れるのになぁ、
と思う工具や機械はたくさんありますが、大概高価なのでおいそれと買えません。

それでも長年かけてぼちぼちと買い揃えたり、技術の進歩と企業努力でなんとか購入できる価格まで下がってくれたりで手に入れれたり。
どれもこれも大事なものばかりです。

しかしまだ欲しいものはたくさん。

欲しいものある?なんて聞かれると、ぶわ!!と頭によぎる欲望の塊たち。

自分で買います!!

とある彫金屋の日常-19-

毎回行くたびにチラ見チラ見です。

しかし、工具たちが置かれたカートは自分の頭の方に座る先生が取りやすい位置にあるので、結構振り向かないとよく見えません。

がしかし、見ようと思って振り向くと、看護師さんや先生たちが「どうかしましたか?」みたいな感じで寄ってきそうなので、大袈裟には振り向けません。
「どうかしましたか」って聞かれて「工具見たくて」とは言い切らん…。

なので、普段からそわついてる人間を装うか、あるいはなんか待ってるの暇だな〜みたいな無邪気さをかもしだしてきょろついて「え、視界に入っちゃっただけだよ?」みたいな雰囲気で見るか。

歯医者さんでの30分くらいの滞在時間に、ひとりでいろいろやってます(-_-)

とある彫金屋の日常-18-

歯は大事です。

虫歯の経験がないわけではないですが、どうも元々丈夫らしく、大したケアもしていないのにそんなに大きなトラブルを抱えたことはありません。

ですが、やたら頭痛が多かったりするのはもしや歯のせいではと初めて思ったのが10年くらい前。
その時初めてマウスピースを作り、今年になってまた新たに歯医者に行き2個目を作ってもらいました。
1個目はどこかいった。

歯、大事。
80歳になっても美味しくご飯もぐもぐしたい。