ネックレス修理

昨年も似た修理をしましたが、今回は少し小さめを。

留め具って時々壊れちゃうんですよね。
特にメンズアクセサリーのような重さのあるものは留め具部分でその重さを支えているので、負担がきちゃうんですね。

今回はバネは生きていたんですが、留め具の先が行きすぎてしまうという現象でした。

要因は様々ありましたが、一つはカシメが緩んでいたこと。
もう一つは内部のバネがずれていたこと。
あと一つは留め具の片側が外向きに歪んでいたことです。

元々ついていたカシメは、少し木槌で叩くと簡単に取れてしまいました。
どのように固定されていたのか…というくらい緩んで(?)いました。
US物なので詳細分かりません。
普通だったら一体のはずなんだけどな…まぁいいや。

10年前に購入してからずっと愛用されていたようなので、いろんな箇所のエッジが摩耗して丸みを帯び、それでバネがずれたのかもしれません。
最初に言っておきますが、これは劣化ではないです。
長年愛用していたが故の形状変化です!

シャツのボタンも次第に糸が緩んでしまうように、組み立てられたパーツもいつまでも工場出荷前の状態ではないです。
直してあげればいいのです。

そんなこんなで、修理いたしました。
喜んでいただけるといいのだけど(^^)