金属同士をくっつけるロウ付には、ロウ材を使います。
銀には銀ロウ、金には金ロウ、プラチナにはプラチナロウを使います。
自分は真鍮にも銀ロウを使いますが。
ロウ材はほとんどの場合板状で売られていますので、それを好みの大きさで切って(と言っても大抵小さな短冊状)ストックしときます。
自分は、金とプラチナの場合無くすと嫌なのでその都度必要な分切り出してますが。
銀ロウに関して言いますと、種類が6種類ほどあります。
名称を、2分ロウ、3分ロウ、5、7、9、早ロウ。
違いは銀の含有率と溶ける温度です。
2分が一番融点が高く約820度、早ロウが一番低く約620度。
2分や3分と言わず、Ag750など含有率で表示しているロウ材もあります。
メーカーや国によって違います。
使い方は同じですが。
そんなロウ材をこぼしてしまうと…そりゃ大惨事です。
静かに椅子から立ち、静かに床にこぼし、静かに箒で集めます。
しかし床の埃まで取れてしまうので、なんだか悲しくなります…。
そんな午後。