ローマ留

ここ数年、本格的に空き家になっている祖母祖父の家の片付けをしていますが、まぁ進まない。
長いこと住んでいた家なので、何十人分の私物?というものがたくさんそこかしこから。
これ何?という使い方もわからない機械やら古道具やら、とにかく年代物がたくさん。
ほとんどが原型をとどめていないものばかりですが。

そんな中、やはりありました、装身具。

前に既に簪などは見つけていたのです。
簪なんかはぱっと見で簪とわかるし、帯留もタイループもわかりますが…

このタイプは初発見でした。
金具が取れていたので、なに用?と不思議になりました。

ローマ留というそうです。
大正末期〜昭和初期に流行したとか。
(「すぐわかる 日本の装身具」調べ)

残念ながらセルロイド製かなと。
鼈甲なら良かったな〜。
ひいばあちゃん、あるいはひいひいばあちゃんのものかな?と。
それともその姉妹とか…。
何せ昔は大家族。
一つの家に何世帯住んでるの?というくらいの。

片付けは大変ですが、こういう発見があるのでちょっと楽しくもあります。
誰のかな?とか、いつくらいのものかな?とか、考えたりして。
いちいち発見物を愛でてるので、これがいまいち進まない理由のですが。

壊さないように、洗って保管箱に入れました(^^)