パールネックレスの糸替え

あんまり頻繁ではありませんが、真珠の糸替えも時々します。

時々なんでやり方忘れそうになりますが、自分は基本的に糸を使います。
ワイヤーでと言われたらワイヤーでもしますが。

ワイヤーはワイヤーの、糸は糸の長所短所があるので、好みといったら好みでしょうか。

しかし基本的にすることは一緒です。

真珠は基本的に傷つきやすい宝石です。
なので大きめの真珠の場合は、真珠の間にクッションをかませてあげます。
お互いが擦れ合って真珠層がはげたり傷ついたりするのを防ぐためです。

ワイヤーの場合はゴムでできた小さなオーリングみたいなものを入れるのですが、糸の場合はノット(結び目)を作ってクッション代わりにします。

結び目と言ってもこれが結構気を使うもので、見た目サイズや結び方が均一になっていないとカッコ悪いのです。
そしてこの糸が編んでいる最中かなり絡まりやすく、この冬の時期、ちょっと手が荒れてたりすると糸の繊維が指の先にくっついてくっついて…気がついた時には絡まっているということが起こったりします。

未熟者と言ってください。

そして、大きめの真珠の場合はオールノットと言って、全ての真珠の間を結んでいくので結構時間がかかりますし、ひとつサイズが微妙に違うとすごく目立ってしまって、も〜気になって気になって…
イチからやり直すこともしばしば。

しかしこのノット、すごく便利で、もしも身につけている最中糸が切れたりした時にも、ノットのおかげで真珠が落ちないため紛失も防ぐという…

かなり考えられた手法なのです!
編み出した人はすごいと思う。

定期的に糸替えすることをお勧めします。
というのも、真珠自体重さがあるのでワイヤーも糸も、経年で伸びたり緩んだりしてきます。
真珠の間にも汚れが溜まっていきますしね。

今度ご自身のをチェックしてみてください!(^^)