名宝掛軸展

佐賀の祐徳博物館であっている、「名宝掛軸展」に行ってきました(^^)
先月ネットで知りまして。
3月27日までということで。
土日にはあんまり行きたくないので、ギリギリ!

狩野探幽の掛け軸。
かっこよかったです。
自分に真贋や美の良し悪しなどをわかる目はありませんが、歴史を感じるだけでも感動があります。

室町、安土桃山から続く狩野派の、江戸時代初期の絵師、狩野探幽。
狩野永徳の孫ですよね。
次男の長男だったかな。

狩野派はお弟子さんやら工房の雇っている人やらがたくさんいたという話ですが、代々皆絵師というのがすごい。
それも生きている間から評価を得て、お城の屏風やら壁絵やら掛軸やら…
でもプレッシャーとかもすごかったろうなと思うと、他人事ながらちょっと胃が痛い…

刀や鎧も展示してあって、金属を扱うものとしてはかなり眼福でした。
どうしてこんなことが思いつくんだろうな?作れるんだろうな?と不思議でたまりません。

逐一チェックしているわけではないので、たまたま見かけて気にし始める程度なのですが、美術品の展示会を見に行くのが好きです。
都会は海外からの有名な展示会がいち早く行われるからいいなぁ。
と言っても、大きいところは人混みがすごくてあんまり行きたくないんですけどね。

もちろん大きいところの方がより希少な、より見応えのあるものが見られるのかもしれませんが、でも私はこういう小さな小規模なより身近な展示会場が好き。
行きやすいし、親しみやすいし、のんびり楽しめるので。

来月以降展示品が変わったら、また行こうかなと思います(^^)