時計のチェーン

腕時計のチェーンをレディース用からメンズ用に、と言う加工依頼でした。

レディース用にしても若干ごつ目なチェーン。
そのまま使えそうですが、軸入れる長さが足りないのです。

なので、同じサイズのパイプを作って、長さは18mmで。

その時計のメーカーなんだったっけ…
教えてもらったのですが、忘れてしまいました(A;´・ω・)アセアセ

忘れたくせにこんなこと言うのもなんですが、時計も好きです(^^)

子どもの頃に祖父が持ってた懐中時計が好きで、似たような安いものを買ってもらって宝物してました。
スイスで買った子供用時計も宝物でしたよ。
あと、今最近見かけないですが、指輪の時計とか!

あのカチカチと言う音が好きで、中のムーブメントが規則正しく動く様も大好き。
ムーンフェイスなどのカラクリもワクワクしますよね!

高価な時計は買えませんが、いつか、これだ!っていうのもの手に入れるのが夢です( ´ ▽ ` )

リフォーム

いつも作り始めた後、作り終わった後に、写真を撮り忘れていることに気が付きます…。

くねくねリングの方は、片方の先端ににピンク色の石、もう片方はチェーンの跡、もう一つのピンク色の石はヒートンがついた状態でおそらくチェーンの跡にぶら下がっていたと思われる。
青色石の方はピアス針が付いていて、片方は無くしたらしい。

そんな状態から、ピンク色の石はピアスに、青色の石はリングにして欲しいとのご依頼。
リング腕はそのまま使用しても作り直してもよいとのこと。

…そのような内容だったのですが、金種が不明でした。
銀…だとは思うが、どこにも刻印がないし、当然分析器も持ってないので、不明なまま進めました。

結果的に言えば、おそらく銀なのでしょう!
刻印はもともとなかったのか、すり減ってなくなったのか。
溶接した時の金属の溶け方で、疑いからほぼ確信に変わりました。

自分所有ならどうなってもいいが、お預かり品なので慎重にいかねば。

ピンク色石はK10WGでピアスで。
これも、ヒートンを取り外した時に石の穴付近が大きく欠けているのが分かりました。

これを作った人に物申す。
破損品を使うな!と。

無理やりボンドでくっつけてありました。
ヒートンの傘で欠けた部分を隠すように。
この石はおそらくロードクロサイトでしょう。
脆く、割れやすい石で有名です。

メーカー品なのか手づくり品なのか、はたまた一度修理暦ありなのかわからないが、絶対気がついてたよね?と言うくらいの大規模な欠けをそのまま放置しないで欲しい。

このままだとピアス針がつけれないので、透明な樹脂で球体に復元しました。
パテ埋めみたいな感じ。

リングにする方は、リング腕の形や不要な部分を整えて磨き直した後、元ピアスの青色石パーツを裏から溶接、研磨。

そんなこんなで、またアクセサリーとして使っていただけるようになりました(^^)