次はもっと頑張って撮ります

カイヤナイトのゴールドリング作り。

動画撮ってると作業に集中できません!!
先日も同じようなこと書きましたが。

慣れなんでしょうか?

なんか、今撮ってる!と思うと、携帯の目線?が気になって気になって…。
いつ止めようとか、どこまでやろうとか…。
サイズ間違えそうになります。
尺も読み間違えそうになります。
誰かに勝手に撮ってもらってとかすれば、また違うんだろうか?
あれ?それとも私が未熟だからか?

そういう理由で途中から動画をやめ、後半は静止画です。

融点

銀材200gで贅沢にキャンプファイア。

銀の融点は960度くらい。
プロパンのガスバーナーでも少し当て続ければ溶けます。
大きな塊だと時間かかりますが。
酸素バーナーだと10秒くらいでとろりとろり…

ちなみに金は1060度、プラチナは1760度。
プラチナは酸素バーナーでないと溶けませんし、ロウ付もできません。

アクセサリーで使われる金属は他にステンレス、チタン、最近では錫などあります。
ステンレスの中でも金属アレルギーが起こりにくいと言われるサージカルステンレス(SUS316など)は鉄を主成分とする合金なのですが、鉄だけでいうなら融点は1500度くらい。
チタンも1600度くらい。
錫はぐっと低く、230度くらい。

何が言いたいかって???

単なる私的な備忘録です! (`・ω・´)キリッ

ゲッソー

作業中、集中している中でも結構いろんなことを考えています。

これはいつも気になってます。
ペアシェイプの袋爪。

裏返して見るたびに、スーパーマリオの水中でしつこく追いかけてくる白いあいつを思い出します。

まぁ、結構いろんなこと考えていると言っても、たいていこういうことばっかです。

ペンって…

油性ペンって乾かないように出来ないもんですかね?

作業段階で地金やワックスに印つけるのにすごく多用するんですが、ペン先に地金の粉やワックスの油分?がくっついて、大して使ってもないのにすぐに風邪引いてるみたいになるのです。
カサカサ。

1ダース単位とかで大量に買うので、ペン立てには新旧油性ペンが入り混じって常に待機中です。

油性ペン…何か長持ちするいい方法はないだろうか?
特に細。

ODM,OEM

いくつかのお店から定期的にODMやOEM商品の制作をご依頼いただくことがあります。

こういうのを作りたいという大まかな依頼を受けてデザインから考えることもありますし、設計図がすでにしっかりできていて加工のみをお受けすることもあります。

それらは私の商品ではないので私のHPやSNSなどでご紹介することはないですが、今回作っている指輪に関してはご依頼いただいたお店と提携して私のサイトでもいずれ掲載させていただけることになりました(^^)

完成しましたらしっかりご紹介しようと思います。

ODM、OEM商品の制作は、普段自分が作っている雰囲気とはガラリと違うものがほとんどで、ご依頼いただいたその時から勉強しっぱなしです。

そのお店の雰囲気や接客がしやすいデザイン、使い勝手、アフターケア、お店にいらっしゃるお客様の好み、そして自分が継続して作れるものなのかどうか、使う宝石が長期間入荷できるものなのか、いろいろなことを考えながら、お店のスタッフさん方と打ち合わせをします。
そして制作して納品。

自分の商品を考えて作る時とはまた別の楽しさがあります。
喜んでいただけた時はほっと安心するし、すごく嬉しい。
また頼むねと言われた時は、より役に立てるように精進し続けなければと思う瞬間でもあります(^^)

頑張らねば。

空気入れ

足踏みポンプのフロント部分が金属剥き出しで、踏み込むたびに床が傷つきそうだったのでずっと要らんタオルを敷いていたのですが、正式に木材で下敷きさんを作りました。

これで安心して体重かけられます。

自転車空気入れ用ですが、空気入れているわけではありません。
ワックスインジェクターに使用しています。

鋳造でジュエリーを作るのに欠かせないワックスインジェクター。
廉価版の割には良い働きをしてくれます(^^)

これがあれば地方でこつこつやっている自分なんかは特に作業が桁違いに効率化します。

機械や工具への投資は重要です。

バレルでぐるぐる

バレル研磨という過程があります。

これは彫金屋のみならず、歯科技工士さんや板金屋さんや精密パーツ屋さんや…たくさんの業種の方々が使う手法なので、機械の大きさ、使うメディア、コンパウンドなどそれぞれ様々なのですが。

自分は大きくても手のひらサイズ以上のものはほとんどないので、小さめのバレル研磨機です。

2機もっていますが、持っているのは両方とも磁気の渦流バレル。
回転式も欲しいところですが。

このバレル研磨、そこそこ磨き終わったものを放り込むと、結構ピカピカに仕上がってくれます。
ステンレスメディアで叩くので、強度も若干上がりますし。

かなりお役立ちな機械なのですが、いかんせん一緒に回すメディアが超高い!!
買い足すのに少し躊躇してしまうくらい。
そんなに頻繁に買い足すものでもないのですが、小さいものなので少しずつ少しずつ減っていくんですよね…。
シンクに落ちてるものを発見した時はかき集めます。
ケチ臭いですが(-o-;)

工具は大事。
機械は大事。
コストも大事。

ステンレス溶接

2年くらい前に宝飾用(というか、貴金属製品みたいな小さなものでも使えるように出力弱めに作ってあるだけだが)のTIG溶接機を購入してから、貴金属以外の修理や加工もするようになりました。

もちろん大半の作業がいつものように銀、金、プラチナ素材の修理や修復、穴埋め、その他加工に使っているんですが。

中でも多いのがステンレスと真鍮。

本当は真鍮は溶接に不向きです。
可能なら真鍮は極力ロウ付けです。

しかしやはり、ステンレスの溶接はすばらしくクールで仕上がり綺麗!
ステンレスというか鉄素材が、ですが。

自分の趣味やら何やらにお陰で、車やバイクのマフラーやフレームなどの溶接を間近で見ることがありますが、自分の溶接機の顕微鏡でステンレスがバチバチ一体になっていく様は、普段銀や真鍮の作業と比較すると笑ってしまうくらいスムーズ。

ステンレス最高!

真鍮ディスプレイ

短期間で終わった(終わらせた)希少な大学生時代に、夏休み(だったかな?)の課題で新潟のアートトリエンナーレに行ったことがあります。

建築学科だったので、主に建築物関係のレポート書きが目的だったと思う。

町全体で行われる芸術祭で、稲穂がまだ真っ青の田んぼの真上全体に飾られた…あれなんだっけ?タオル?風船?旗?とか、差し込む光だけで照明された建物とか…
そういうのを覚えています。

幾何学的なものとか、そういうぱっと見なんかよくわからんけど、みたいなものを見ると、あの夏のことを少し思い出すのですが、最近なんか…そのアート作品が壊されるということが起きたらしいですね。
故意なのか事故なのか知りませんが、壊れてしまった作品の作者の方々の心中を思うと、なんとも言えない気持ちになります。