宝石の最大の魅力の一つはそのカラフルさだと思うので、それを最大限活かそうと思ったら、もうたくさんつけるしかないでしょ!
という安直な考えから始まったバングルです。
バングルじゃなくてもいいのですがね。
でも、一つのチェーンにトップをたくさんつけても、重なって見えなくなってしまうので。
チェーンのブレスレットでも同じことが言えるので、ここは形がある程度決まったバングルかな!と。
ひとつでもふたつでも、10個でも20個でも。
20個は…アレかもしれませんが。
バングル本体と石チャームは別売りです。
石種によってお値段違います。
あと大きさにもよります。
石チャームはひとつひとつ枠を巻いて作っています。
なのでなかなか在庫増えませんが…
目に止まった順にランダムに作ってます(^^)
月: 2022年6月
照明衝動買い
アトリエ改装、続報。
やっとまともな照明を一つつけました!
たまたまネットで見かけたのが可愛くて、つい買っちゃっただけなのですが。
今は日が長いからあんまり気になってませんが、月末以降からどんどん短くなっていきますからね…。
今ちょっと薄暗い時は工事現場みたいな投光器みたいなんで作業してますからね。
早よなんとかせんと…
月末エアコンもつく予定なので、元々窓が多くて風も通る部屋ではありますが、苦なく日中過ごせる空間にせねば改装作業も進みません!
月末大阪に出店しに行ってから8月までイベントが続くので、できる時間はできるだけ進めます(^^)
キャッツ・アイとスター
石には、ライトを当てると特別な光り方をするものがあります。
当てなくても、陽の光だけで確認できるスペックの高いものもありますが、ライトを当てるとより顕著になるので是非当てていただきたい。
キャッツ・アイ効果とスター効果、これ二つが有名ですよね!
正確には、前者をシャトヤンシー、後者をアステリズムと言います。
この石だけにしか見られない!という特別なものではないのですが、比較的見られやすい、あるいは稀に見られる、あんまり見られないなどの程度はあります。
両者とも、ある鉱物学的、科学的な条件が整えば見られるからです。
というか、石に限らず、実は誰しもが持っているもので実現するものなのです。
仕組みは簡単。
髪の毛。
よく天使の輪、なんて言ったりすると思います。
あれは特にブラッシングしたストレートの髪の方が頭部の上の方で、髪の繊維方向に直角に、光の筋がぐるっと1周する、それを天使の輪とか言いますよね。
あれです。
髪の毛にも研磨された石にも光沢、艶があります。
一部の宝石種には、内部に髪の毛のような長くて細いたくさんの繊維状、針状、極細の管状の内包物を含んでおり、それらに一様に光が当たると、その方向に90°の角度で光沢が出ます。
それがキャッツ・アイ、猫の目のように細い光の筋に見える。
ではスターはどうか。
同じことです。
キャッツ・アイは一方方向に並んだ繊維でしたが、スターの場合は、*のように3方向に交差しながら、しかしやはりたくさんの長い針状インクルージョンが並んでいるところに光が当たると、*のそれぞれの方向の90°の角度で光沢する。
それが、スターです。
じゃあそのインクルージョンの正体は何かというと、結晶だったり液体だったり気体を含んだ管だったりと様々です。
鉱物学という、科学です。
お花のリング
こんな感じで(^^)
花と花の間は繋がってなくて隙間があるので、一応フリーサイズリングの位置付けですが、ある程度はサイズを合わせてお作りします。
フリーサイズと言っても、あんまり大幅なサイズ変更(開閉)を繰り返すと金属疲労を起こして折れてしまうのでご注意ください。
ちなみに花の真ん中の石は、カベチョロリングの石と共通です。
使い回しではありません、応用です (`・ω・´)キリッ
<ORDER> nica + gems ring vol.1 #11〜 SV925
https://akj.thebase.in/items/30221366
ステンレス溶接
2年くらい前に宝飾用(というか、貴金属製品みたいな小さなものでも使えるように出力弱めに作ってあるだけだが)のTIG溶接機を購入してから、貴金属以外の修理や加工もするようになりました。
もちろん大半の作業がいつものように銀、金、プラチナ素材の修理や修復、穴埋め、その他加工に使っているんですが。
中でも多いのがステンレスと真鍮。
本当は真鍮は溶接に不向きです。
可能なら真鍮は極力ロウ付けです。
しかしやはり、ステンレスの溶接はすばらしくクールで仕上がり綺麗!
ステンレスというか鉄素材が、ですが。
自分の趣味やら何やらにお陰で、車やバイクのマフラーやフレームなどの溶接を間近で見ることがありますが、自分の溶接機の顕微鏡でステンレスがバチバチ一体になっていく様は、普段銀や真鍮の作業と比較すると笑ってしまうくらいスムーズ。
ステンレス最高!
真鍮ディスプレイ
短期間で終わった(終わらせた)希少な大学生時代に、夏休み(だったかな?)の課題で新潟のアートトリエンナーレに行ったことがあります。
建築学科だったので、主に建築物関係のレポート書きが目的だったと思う。
町全体で行われる芸術祭で、稲穂がまだ真っ青の田んぼの真上全体に飾られた…あれなんだっけ?タオル?風船?旗?とか、差し込む光だけで照明された建物とか…
そういうのを覚えています。
幾何学的なものとか、そういうぱっと見なんかよくわからんけど、みたいなものを見ると、あの夏のことを少し思い出すのですが、最近なんか…そのアート作品が壊されるということが起きたらしいですね。
故意なのか事故なのか知りませんが、壊れてしまった作品の作者の方々の心中を思うと、なんとも言えない気持ちになります。
小花のシリーズ
このシリーズを好きでいてくれる方もいらっしゃって、自分も気に入っているので、結構長くしつこく作り続けています。
花の種類はこれと言って明確には作っていないのですが、なんとなく道端にさりげなく咲いている小さな花のイメージです。
で、かなり久しぶりに指輪を作っています。
いくつかまとめて作って、今月末の阪神梅田に間に合ったらいいなぁと思っています。
初バージョンも考え中です(^^)
進捗してません
今の作業部屋が飽和状態なので、今改装中のアトリエの方に機械類は徐々に移動させているのですが、作業用机がまだないので急遽即席でイベント机用脚を使用。
西陽当たってすごい暑い…
ブラインド買わなくては…
いやまず網戸かな。
というか今年中に運営始められるのか?
始めないといけないのだけれども…
6月、ムーンストーン
Stress Crack in Moonstone
6月ですね!
早い。
もう今年が半分過ぎようとしています。
この間お正月だった気がする。
というセリフを、もしくは似たようなセリフを、毎年何度も何かしら呟いている。
ムーンストーンという名前、素敵ですよね。
鉱物名としてはフェルスパーという石になります。
白色や橙色、ピンク色、灰色など、割とカラーも多いです。
共通して言えるのは、ぽや〜っとした柔らかい光り方をすること。
白色〜青白色の、しばしばキャッツ・アイのように筋になった光が見られます。
兄弟石に、ラブラドライトやアンデシン、アマゾナイトなどがありますが、名前と対になるものは「サンストーン」でしょうか。
橙色や赤色のレピドクロサイトや銅の小さな板状破片がたくさん内包されており、キラキラと眩しい石です。
月と日。
白い輝きのムーンストーンと赤く光るサンストーン。
誰が名付けたか知りませんが、きっとロマンチストな人に間違いない。