仕上げ方の違い

ぷち福神たちは、持っている道具と帽子だけ艶ありで、身体部分は艶消し仕上げをしています。
これがまた微妙に大変で。

直線や平面上で分かれているならいいけれど、立体で、しかも形が不揃い。
マスキングがとてもしづらいのです。

なのでメッキの時に使うマスキング液(液といってもとろみのあるジェル状)を艶あり部分に塗って、乾燥させ、その後サンドブラストで艶消し加工をします。

誰が考えたんだろうな。
ほんと道具ってすごいですね。

サンドブラストも、硬い粒を当てて梨地にするって、誰が考えたんやろう。
いや、もう誰かが、あるいは各地で誰かたちが、こうすりゃいいやんみたいな感じで、あるいはそんなこうすりゃいいやんみたいなことも考えることもなく、何気なく始まったことなんだろうか。
それがだんだん浸透して、形や素材や用途を変えて、あらゆる技術者がそういう仕上げしたい時、それによって何かしらの過程を経りたい時には当たり前のように用いて、そしてまた便利さと質の良さを求めて進化をして…

道具ってすごい。
技術の伝達ってすごい。

自分も時々、なんでこんなのが作れるんですか!?なんて感心いただくこともありますが、私はそれを作り方、作るための道具、技術を知っているから作れるのです。
身に付けただけです。
それだけです。
なんもすごくないです。

すごいのは、最初に思い立った人、今あるものを進化できる人。
私もそういう人になりたい。

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